塾は頭をすっきりさせるところです。もやもやした状態で塾から帰るのでは塾に来る意味がありません。わからないところをわかるようにし、疑問を解消し、不安を自信に変えるところが塾です。よくわかるためには、何でもどしどし質問することです。「こんなこと聞いたら笑われる」とか「あきれられるんじゃないか」とか、かっこうつけることはありません。自分の至らなさも含めて存分にさらけだすことです。全部自分でできるのだったら塾に来る必要はありません。お医者さんだって患者に患部を隠されたら、診断もできなければ治療もできません。塾の先生の前で「見栄」をはってわかっているふりをしていると、指導ができません。頭をすっきりさせるためには、自分をさらけ出し、分からないことをわからないと言って教えてもらうことです。